骨をイメージする 



踊るとき四肢や胴体など全てを使いリズムや音楽とともに体を動かしますよね。


技術を身につけるものはほぼ全て練習を何度も重ねることによってのみ習得してゆけることだと言っても過言はないと思います。


フラメンコを踊るにあたり,他の舞踊同様踊るための基本的な身体の使い方を学ぶ他に特徴の一つである_足を床に打ち付けて音を刻むこと_が加わります。

この足を踏むということをひとまず例に挙げてみると、


いわゆる一般的な印象としてある力強く生み出される足技の数々。

「さぞかし膝や足首などの関節に悪そう」と思いませんか。

実際そういうふうに他の方から聞かれることはよくあります。

フラメンコ=激しいイメージが多いですよね。


ずばり「関節に良いはずはない」が正解だと思います。


実際人は歩く際にですら体重の約1.5倍の負荷が足首に、約2〜3倍の負荷が膝の関節に、約3〜4倍の負荷が股関節にかかると言われています。

それを あえて打ち付けるのですから。


とはいえ『ちゃんと踏み方はある』んです。「正しい踏み方」は存在します。

使い方さえ間違えなければ可能な限り怪我を防止できる方法はあります

人の体はちゃんと地面からうける衝撃を上手に逃して緩和してくれる構造を持っています

ですが むやみやたらに打ち付けてはいけません。


踊るということだけではなく、年齢を重ねても明るく行動できる身体を保ち続けることができるなら日頃一つでも意識をしてイメージをして運動学に沿った体の使い方ができるようになればこんな嬉しいことはないですよね。



というわけで今日のテーマ 『骨をイメージする』につながります。

人は外側を全て剥ぎ取ってしまうとこういう骨が支えてくれています。


頭はどういう構造で動いているのか → 頷く、横に振る、かしげる

腕はどういう構造で動いているのか →そもそも腕ってどこ

腕の関節はどんな構造

体が前後左右に沿ったり、曲がったりする仕組みは

骨盤と股関節の仕組みは

大腿骨は、膝下の骨は 足首は

足の骨はどういう構造


筋肉を鍛える前にまず骨! 

骨格、土台が崩れていたら、、家の構造でもそうですよね。

全てはつながり合って作用していますが崩れた土台の上にいくら

盛っても必ず歪みは積み重なって最後に崩れます。


イメージだけでも持てておくと身体の声に耳を貸すことができると思います。

不快感を感じた時どんな使い方をしたからこうなったのか、そして修正することにも気がつけます。


今、もし身体のどこかに違和感や痛みを感じたりするなら今それを正す、いいチャンスだと思います。


まずは骨の詰まりや引っ掛かりを探してみてください。

何をどう解放していけばいいか。

生まれてこの方ずっと私やあなたのために働き、動き続けてくれている我々の身体です。

大事にしてあげたいです。



普通に歩いているときにも。

足は今どんなふうに地面に足をついてどんな軌道で次の足へ送っているだろうとイメージして一歩一歩歩いてみてください。

「そんな暇はありません」と言わずに是非体感してみてください。


歩く際は通常であれば よくある👣足跡マークのように、踵から足裏のアーチを上手く利用し、親指の付け根のそして指先へと抜けて地面を蹴って前に一歩進んでいきます。



私はフラメンコの靴を履いていても足裏や指は常に床を感じています。

普段の歩行が踊る時の足裏の感覚を感じられる助けになると思います。



普段の歩みと舞踊では勿論同じではないですが、まず歩く時の運びを意識することによって身体の正しい機能を使って日々過ごすことや運動すること、踊ることにもいい繋がりをもつことができるはずです。