Sevillanas って凄い!


セビジャーナスはフラメンコ音楽としてではなく、民族舞曲というふうに分けられているんですが、我が国でフラメンコを始めるとき最初に学ぶことが多いセビジャーナス。

実はセビジャーナスってとても難しい。

入門者の方々にとってはきっと覚えることがいっぱいで、ここで挫折してしまう方も多いのではないか思います。

ですが!

スペインではお祭りの時などに組になり唄ったり踊ったりする庶民的なものなのですが、フラメンコを習得する上でとっても素晴らしい「教材」にもなると私は思っています。

フラメンコでは腕を動かしながら更に手首を内外と回します。

ステップ踏み回転もします。

スカートを履いた場合には振りでスカートを動かしたり。


セビジャーナスにはそれら全てが含まれており、更に大体はペアになって踊られるのでお互いの動きにあわせて交差したりとそれによって構成までもイメージすることができます。

一見、意味のなさそうな振りに見えても、相手がいるからこその納得できる動きがある


本当にセビジャーナスは改めて「深くてすごいな!」と思っています。

フラメンコはちゃんと踊ろうと思ったらそんな簡単に短時間に踊れるようにはならないです。

でも一方で日本でも皆で集まって酒盛りしたら立ち上がって踊ったりワイワイ好きに踊るように、形など気にせずただ楽しく踊るフラメンコとの関わり方もあります。

アーティストとして人前で踊るフラメンコもあれば、ただ好きでワイワイ踊るのもあり。

どんな「好き」でもフラメンコが素敵なものであることには変わりない。

セビジャーナスで挫折せず乗り切れたら、次に踊る時にはすごい自分になっていると思います。

曲も沢山おしゃれなもの、格好いいものとか今はいっぱいある。

ケタマも、ポティートも、ミゲル・ポベタもディエゴ・カラスコも、キキ・モレンテも、ニーニャ・パストーリも。

みんな歌っています。

古いカンテやギターを聴いてもピンとこなくても、現代のアーティストたちの格好いいサウンドから聴き始めたっていい!

それが音楽を聴くというきっかけになるのだから。

知らないうちに聴いて知ってた歌は100年前から唄われて今に伝わるものだったりしてジーンとしませんか?

​素敵!